改正された建築物省エネ法によって新たに建築物の性能が重要となってきました。
特定建築物の新築や増改築の場合はエネルギー消費性能基準への適合が義務付けられています。
そのほかの建築物でも届出の義務や適合による認定などがあります。
その基準への適合の確認に必要なのが省エネルギー計算です。
エネルギー消費性能基準は一次エネルギーと外皮の関係から算出されます。
そのため設備などのエネルギー消費量が減ることで良い結果が得られるようになります。
例えば暖冷房の設定を変えたり、不要な照明を消してみたり、電気の消費量を減らすなどの取り組みが重要です。
また、窓、外影、床などの断熱効果を高めることで損失を減らすことで外皮性能を向上する方法も考えられます。
なるべく無駄に消費せず、一度使ったエネルギーは失わないようにできるだけ長い時間利用できるようにすることで省エネすることができます。
そのような取り組みが計算結果を良くすることになります。