これから住宅を新築したい時や、すでに住宅が建っている時に地盤が軟弱であれば、後々地震でも来れば地面から水が噴き上げたり、地盤が沈下したり、家が傾いたりする可能性があります。そうならない為にも地名に沼や池など水に関連した名前が付くとき、軟らかい地盤として知られているところでは地盤調査をしておいた方が無難です。
既に被害を受けたり、沈下した後でも沈下修正は可能です。その場合には安全確実なグランドアップ工法という地盤改良法を取ります。これは住宅の直下5メートルから10メートルの硬質な支持地盤を探し当て、その上に特別のセメントミルクやベントナイト、3号珪酸ソーダ等の混合物を注入して強固な地盤を築き、傾斜した住宅は土地の隆起によって元通りの位置に戻るという方法です。